万全の状態でCIRCLE TRACK RACING #38 植野浩行 Hiroyuki Ueno は初めて走るコロラドナショナルスピードウェイに到着。
順調に思えたものの雨が降り出したことで全てがリセットされる。
公式練習なし、公式予選なし。
1度もコースインさえ許されない状態で決勝レースが始まる。
初めてのコースにすぐ適応する植野。
アウト側から次々とパッシングし順位を上げていくその時…
ストレートに止まった故障車に追突クラッシュ。
もうリタイヤか…誰もが諦めそうになった時、もう1度コースへ復帰させたのはメカニック達の熱意だった。
コースに復帰した植野は自己ベストを次々と更新。
しかし、ラジエターへの空力パーツが潰れた38号車がオーバーヒートするのは時間の問題だった。
レース後半にリタイア。
16位スタート、16位でフィニッシュ。
猛者が集まるNASCARで確かな感触を掴んだ。
自信をつけた次戦は8月21日ホームコースIrwindale Speedwayへ。
挑戦は続く。